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東京都オープンデータアイデアソンキャラバン イベントレポート(八丈町・明日の「しまたび」を創ろう!! ~島民と観光客とで考える観光振興~)

2017年12月15日

八丈町テーマ

 

 

知識のインプット

チームビルディング

情報収集・課題設定

ディスカッション

アイデアまとめ

発表

 


◇ 知識のインプット

最初は八丈町観光協会理事であり、アロマとヨガのセラピールーム「癒香」を経営する玉井氏と庄司氏による、八丈島のことを知るための時間です。

島の概要を知りながら観光ポイントを探ります。

 

ちなみに、玉井氏が着ているのは八丈島の伝統織物である黄八丈の着物です。参加した皆さんへのおもてなしの気持ちとして着てこられたそうです。

 

庄司氏と玉井氏

 

八丈島は雨の多い島ですが、決して南国気候ではなく、本土よりは少し暖かい過ごしやすい島です。島には天然記念物「アカコッコ」が生息しています。

ここでは、参加されていたネイチャーガイドの岩崎氏から、トカラ列島と伊豆諸島のみに住み、バードウオッチャーには見逃せない鳥であるという解説もありました。

 

その後、八丈町の人口構成、観光を中心とした産業、来島者の推移なども説明されました。

日本国内で観光産業が伸びている状況にあって、来島者数が減少傾向にある八丈町の現状をどうしていけばいいのか。

 

ここで、参加者への玉井氏からの問いかけです。

 

八丈は観光客に優しい町でしょうか?

Webサイト、観光マップ、もっとうまく情報を伝えるにはどのようにすればいいのでしょうか。

 

続いて、八丈町観光協会理事であり、あしたば加工工場を経営する山田氏と庄司氏による農業をテーマに八丈町を知る時間です。

 

年間雨量が多く、火山性土壌の水はけの良い土があるおかげで、特産のあしたばが育つ環境が整えられています。ほかに園芸植物やフルーツ類としてパッションフルーツと皮が薄く皮も食べられる八丈フルーツレモンの生産も行われています。

あしたば生産者の高齢化が進み、生産を継続し伸ばしていくためには後継者の問題があります。

反面、新しく農業をやりたいという人たちにとってはチャンスとなり得ます。

 

八丈町インプット山田氏 八丈町インプット日比野氏

 

インプットの最後はダイビングショップを経営する日比野氏と庄司氏による町の観光業についてです。

 

かつてダイビングブームで来島者が増えた時期もありましたが、その時期に育った世代の下が不在です。観光・サービス業、飲食店の従事者が減ると、サービス業を顧客にする農業へも影響します。

時代の変化とともに八丈町で何をするのか、考えなくてはならない課題です。

 

3者による八丈町に関するインプットが終わり、ここからチーム作りに入っていきます。

 

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◇ チームビルディング

どんな話が面白かったか?

自分に身近な問題だと感じたか?

興味によってチーム分けを行います。

 

参加者からは、八丈町でレモンというイメージはなかったので調べてみたいという意見や、ダイビングや山登りなどアウトドアの話が面白いという意見が聞かれます。

 

チームビルディング チームビルディング

 

庄司氏は参加者にマイクを向けヒアリングする中から意見を拾い上げて、4つのグループに参加者を編成しました。

 

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◇ 情報収集・課題設定

グループ内で改めて自己紹介を行い、ここからゴールに向けて話し合い、課題を見つける作業が進められます。

 

庄司氏からは、午前中の作業として目標設定の仕方について簡単な説明が行われました。

 

まず課題のイメージを明確に持つために、2020年までに「誰の」「どんな課題を」「どのくらい」「どうするのか」を意識するということ。

そのためには「課題を示すエピソードや具体例」「課題を示すデータ」「課題の原因」「課題の原因の原因」について意識するというアドバイスがありました。

 

さあ、それぞれのグループが課題設定のためのディスカッションのスタートです。

 

八丈町情報収集 課題設定

 

各グループでは島内外の人が混ざっています。島の普段の生活から感じられること、島の外から見て感じること、様々な意見が出されていきます。

 

一方で、インターネットや用意された資料から、データに基づいた考察も進んでいきます。

 

八丈町情報収集 八丈町情報収集

 

課題設定が進められる中で、一旦、昼食で休憩です。昼食後にはどこまで課題設定が進んでいるのか、グループごとに進行状況を途中発表します。

 

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◇ ディスカッション

昼食も終え、参加者の皆さんもリラックスした雰囲気の中で途中経過の発表が行われます。

各グループで意見が交わされた結果、農業、気候、若者、島の滞在日数、様々な視点での課題設定が行われました。

 

 情報収集 情報収集

 

自分達が設定した課題に対して、解決方法の仮説、その仮説を裏付けるデータの収集が進みます。

 

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◇ アイデアまとめ

ゴールのプレゼンテーション向けて、アイデアのディスカッションが進みます。

 

庄司氏からは、解決アイデアを考える時にITサービスやアプリなどを使用するアイデアでまとめること、「課題」「課題の説明」「アイデア」「アイデアの有効性・実現に必要なこと」「使用するデータ」の項目でプレゼンテーションを作ることが説明され、感覚的なことでなく「どのように、何して、どうする」ということを丁寧に議論してまとめていくことが付け加えられました。

 

各グループはデータの活用を意識して考えをまとめていきますが、解決に繋がるデータがなかなか見つからず、苦心しているグループも見られます。

 

アイデアまとめ 八丈町アイデア出し

 

庄司氏や矢崎氏がアイデアの中でより掘り下げるべきところをアドバイスしながら各グループを回っています。

 

2人からのアドバイスを受け、各グループでアイデアが模造紙にまとめられていきます。

 

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◇ 発表

いよいよ1日をかけて導き出したアイデアの発表です。

発表時間の管理もグループ内で協力して行います。

 

八丈町発表 八丈町発表 八丈町発表

 

都立八丈高校の生徒が代表で発表するグループもあり、会場内は盛り上がりを見せました。

 

発表が終わった後は、参加者全員による投票で優秀グループを選びます。

 

八丈町投票

 

投票の結果、グループ3の「八丈島島民図鑑 島の暮らしを伝えるウェブサイト」が選出されました。

 

このグループのアイデアは、サマーアクティビティ目的以外の観光客が少ないことを解決するため、観光資源として島の人々の暮らしにフィーチャーし、島民やその人たちのコトバをテーマにしたウェブサイトを作成して島の魅力を発信していこうというものです。

島の人だからこそ知っている情報で、特に来島者として少ない20~30代の若者に関心をもってもらうという狙いがあります。

 

発表の際には、発表者の高校生からガイドブックに載っていない「インスタ映えスポット」の写真も紹介されました。

 

受賞決定

 

他のグループからは、「すぐにできる現実的なアイデア」「ユニークなアイデア」「ガイドブックよりも人の温もりを感じることができる」などの感想がありました。

 

庄司氏からの講評では、

 

町の人もオープンデータになるというユニークなアイデアです。人を見せれば、人は人についてくるという面白い発想です。

島の知り合いができると、その思い出をもとにまた来るかもしれないし、人をきっかけにするのは良いアプローチです。

島に来た時に一緒に何かしようよというようなことまで繋がったらより良いものになっていくでしょう。

 

という評価がありました。

 

各グループの発表も終わり、会も締めくくりに向かいます。

 

 

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八丈町導入 八丈町まとめ

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